by Rainbow School
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若い魂

宇宙の計画では、地球はまもなく「幼年期の惑星」としての役割を終えます。そして次元上昇(Ascension)を果たすのです。その完了までは、(あるチャンネルの情報によると)300年ほど掛かると言われています。しかし、様々なメッセージが、みな共通して語っているように、それまでの旧い秩序、旧い考え方、旧い社会システムが、ことごとく崩壊する過程を、人類はこれから共通体験しなければならないのです。

 

これは、旧来の秩序や考え方をどうしても維持し続けたいと考える人々にとっては、耐え難い苦痛をもたらすものになるかも知れません。ですが、何度も言って来たように、この過程は陣痛に喩えられ、新たな希望をもたらすものでもあるのです。同じ敷地に新しい家を建てるためには、旧い家は取り壊さなければなりません。これをしっかり頭に入れて、明るい希望を絶えずイメージしながら、今を乗り切って行ってください。

 

地球人口は、1900年には15億人ほどだったものが、1950年には25億人、そして現在は70億人を突破しています。日本の人口は減少する一方ですし、数字を見ただけではピンと来ませんが、グラフで見ると、まさに「人口爆発」と形容するしかないような急激な膨張カーブを描いていることが分かります。「人口爆発」現象の原因についてはひとまず置いて、これを「魂」的に見たとき、そこにはどんな意味があるのでしょう。

 

「魂」の世界から見れば、身体は乗り物です。乗り物の数が爆発的に増えているということは、そこに乗っかる「魂」も、また同じだけ増えているという勘定になります。つまり、同時代を生きる「魂」が爆発的に増加しているのです。ン? まったくワケがわからないですよね。一体どういうことなのでしょうか。これは、輪廻転生のサイクルがどんどん短くなって来ているということが一つ。それともう一つは、誕生したての「若い魂」が増えているのです。

 

転生サイクルが短くなっていることの大きな理由は、近年になるほど、一つの人生で体験できる要素が格段に増えたからです。時代を遡るほど、100年、200年と経過したところで、社会はそれほど大きく変わることがない。すると、仮に200年後に転生して来たとしても、直前の前世とまったく異なった新しい体験が出来る可能性に乏しいのです。そこで、古い時代には、新しい体験をするために、転生期間を大きく空ける必要があったのです。

 

しかし今は、社会変化のスピードに加速度が付き、昔なら100年で起きたようなことが50年で起き、50年で起きたことが30年に、30年で起きたことが10年で起きるといった具合で、激変の度合いがどんどん増しています。そうしますと、死後ほどなくして転生したとしても、前世とはまったく違った新しい社会が体験できます。そのようなことで、転生サイクルも加速度的に短くなって来て、それが人口増に影響しているのです。

 

けれども、これだけでは乗り物の爆発的増加に対して、まだまだ「魂」の数が足りません。結局その分は、宇宙に誕生して間もない「魂」が、大挙して地球に押し掛けるという現象によって補完しているのです。したがって、70億人の中には、地球人人生がまだ数回しかないという、非常に「若い魂」も大量に含まれ、彼らが今の「人口爆発」のマジョリティを形成しているのです。

 

「若い魂」が大挙して押し掛けている理由は、もちろんこの激動の時代(「動乱の時代」と言った方がいいくらいですが)を体験するためです。今度の「地球のアセンション」は、宇宙の中でも滅多にない出来事です。「魂」たちからすれば、激動の時代だからこそ、体験できることの幅も深さも大きい。言い換えれば、一回の人生で、何生分もの体験を、いちどきに通過できるというまたと無いチャンスなのです。

 

ここで、注意していただきたいことがあります。先ず、「若い魂」の「若い」ということですが、これを実年齢と混同しないようにしてください。「若い魂」というのは、あくまで転生回数が少ないという意味です。「若い魂」であっても、今現在の実年齢は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代がいます。また、転生回数が少ないと言っても、地球時間では数百年から一千年くらいの時代の、その時々を生きて来た体験を持っています。宇宙の時は悠久ですから、地球時間とは感覚が違うのです。

 

さて、「若い魂」たちが非常に多いということは、どんな傾向を社会にもたらすことになるでしょうか? 「若い」ということは、「魂」の旅の〈初期段階〉を経験したがっているということです。早い話が、地上世界に出て来て、思いっ切りヤンチャをしてみたいのです。父母の庇護のもとから離れて、家出したばかりの少年少女のようなものです。現代社会は、そういう、「魂」の〈初期段階〉にある人間たちが集まってマジョリティを構成しているのです。

 

一方、転生回数は相当数に上るものの、成長の極めて遅い「魂」たちがいます。成長が遅いということは、同じカルマを何度も繰り返しているということです。非常に執念深いのです。カルマの真因は、解消できないこだわりであり、その元にあるのはエゴです。ですから、成長の遅い「魂」というのは、言い換えれば「エゴ」のベテラン化した「魂」たちです。

 

この「エゴ」のベテランの「魂」に、ヤンチャ盛りの「若い魂」たちが呼応して(つまり同種の波動が互いに引き合って)、今の社会が、そして世界が現出しているのです。ですから、今の世界はメチャクチャなのです。人々が「現実」と呼ぶこの世界は、人々の「心」の総和が形となって現れたものです。その「心」の根っこにあるのは、結局は「魂」だからです。

 

地球は、いまだ「幼年期」にある惑星です。以前にも書きましたが、ここは「幼稚園」なんだと思って見れば、今の人間の行動が理解できます。他の人々を自分の思い通りに動かしたいジャイアンのような暴君がいて、それにゴマを擦って取り立ててもらう輩や、パシリとなって仲間にしてもらおうとする者や、言いなりになってコキ使われてしまう人々や、イジメられたり路上に放り出されたりする人もいる。地球人の人間社会というのは、このレベルです。

 

選挙で選ばれて国会議員になり、法務大臣の椅子に座った人間が選挙で買収をする。悪事と不正を暴くのが仕事であるはずの検察のトップが、賭博行為で失職する。非常事態の「宣言」は出しても実際の危機管理能力はゼロで、国民の生活危機すらも利権の種にしてしまう。そして、都合の悪いことは全て隠蔽し、ない成果を誇って、失策はみんな他人のせいにする。まったくマンガみたいな話がどうどうとまかり通っています。

 

モラルがどうのこうのと言っているわけではありません。「職務」をぜんぜん理解していない者が、「地位」に就いているという、この国の異常さを指摘しているのです。それは、今の政府閣僚、高級官僚の実態を映し出した鏡です。実務能力のある人はみんな粛清してしまい、周囲をゴマ擦り人間だけで固めたために、利権で金を配り続けていられる間は一強を保っていられたけれど、コロナ一つで、無能という真実の姿が露呈してしまった。

 

でも、どんなに利権まみれであろうが、税金を泥棒しようが、嘘つきであろうが、原稿棒読みしか出来なからろうが、漢字が読めなかろうが、ブチ切れた時にしか自分の言葉を持たなかろうが、「絶対に支持する」という岩盤支持層が3割いる。さらに、中国憎し、韓国憎し、北朝鮮憎しとちょっと口を開けば、パッと燃え上がる人たちが、これに最大3割プラスされる。こういう状況下で、かつ5割の人が選挙には行かず、政治に無関心なのですからどうにもなりません。


日本は、もう権力者たちのやりたい放題。利権にあずかれる3割だけが「いざなみ」を超える好景気という一方、非正規労働者は4割を突破。「貯蓄ゼロ世帯」もじわじわ増えて、今や37パーセントに。私も堂々その一員(´_`;)。平成の30年間、日本はこうして坂道を転げ落ちて来ました。いまや法治国家ならぬ放置国家。いや、呆痴国家と言うべきかな? でも、国民のマジョリティがそうなることを選んでいるのですから、これはもう仕方がない。

 

「若い魂」たちは、〈融和・統合〉へのプロセスよりも、いまだ〈分離・排斥〉意識の方がずっと勝っています。他者を出し抜くことで、個我を満足させたいという成長の段階にあるので、強さを誇る権力者や権威者には共感を示します。彼らにとっては、〈融和・統合〉の道など、偽善的なものとしか映りません。ですが、「若い魂」たちの思考や行動を、力づくで変えることは出来ません。そこは、やはり気づきを待つしかないのです。

 

ここで錯覚しないようにしなければならないのは、「若い魂」だからと言って、決して劣っているわけではないということ。宇宙は、確かに振動数の高低によるピラミッド構造(ハイアラーキー)を構成しています。しかしそれは「優劣」の差を表しているのではありません。低いドの音と、1オクターブ上のドの音に、優劣があるでしょうか。単に振動数が違うというだけであって、全体で宇宙は「一つ」なのです。宇宙にムダというものは一つもないのです。

 

地上に見られる大半の組織は、この宇宙のピラミッド構造を模して作られたものですが、人間は、これにエゴから生じた「優劣」の概念をプラスしてしまったのです。宗教組織ですらそうで、宇宙の平等というものを、彼らは何も解っていないのです。ですから、これをまた宇宙に再適応させてしまっては本末転倒です。ここは「幼稚園」。みなさんには、保母さん保父さんの視点に立って、「若い魂」を見守っていただきたいのです。

 

どんな「若い魂」にも、どこかの時点で完成の域に達している「魂」が必ずいます。また、あなたにも、生まれたての「若い魂」であった時期の自分が、今もどこかに同時に存在しているのです。この構造をよく理解してください。それを知って世の中を見れば、他者を許すことが出来ますし、自分を許すことも出来ます。腹が立つ瞬間も、しだいに少なくなって行くことでしょう。保母さん保父さんの視点に立つとは、他ならぬ「神々の視点」に立つということなのです。

 

〈融和・統合〉の集合意識と、〈分離・排斥〉の集合意識の、どちらが51パーセントを超えるかによって、今後の社会全体の行方は決まります。それは個人においても同じことで、一人の人間の中の、〈融和・統合〉と〈分離・排斥〉意識の、どちらが51パーセントを超えるかで、その人のこれからの生き方が変わって来るのです。今回のコロナ騒動はその試金石となりました。

 

全世界が、いまだかつてないパニックに同時に襲われた中で、人々の行動には二極化が見られました。第一のグループは、恐怖感に襲われたあまり、不安神経症や鬱になったり、逆に感染した人やその疑いがある人を村八分にするような行動に出た人たち。第二のグループは、この試練をテコにして、生きる意味や、本当に大切なものは何かを考え直すきっかけにした人々です。

 

前者は、自分を自分でドライブすることを忘れてしまった人たち。後者は、自分で自分をドライブする視点を忘れなかった人たちです。今度の騒動で、何かに依存して漫然と生きることの危うさを、みな解ったのではないでしょうか? 動乱の時代には、自分を信じ、自分をドライブして、日々クリエイティブに生きることが必須となります。

 

前者のグループも、この先、騒動が沈静化し、心が落ち着いてくれば、しだいに後者の視点を持つように変わっていくかも知れません。しかしどうなるにせよ、あなたにとって重要なポイントは、この先の社会で起こることはみな、あなたのために用意された風景に過ぎないということです。ここをしっかりと認識しておいてください。

 

世間的に良いとか悪いとか言われることであっても、また自分にとって良いとか悪いとか思われるような出来事であっても、そのすべての体験から、あなたは自分へのギフトを引き出すことが出来ます。あなたは、その体験を味わい、意味づけし、自己の「魂」への成長の糧とすることが出来るのです。そして、この気づきがあるたびに、あなたは〈融和・統合〉への道を、一歩、また一歩と自然と歩み出していきます。

 

これは理屈ではなく、最初からそうプログラミングされているのです。「魂」の旅の、これは必然なのです。

そして、そのような個々の気づきが増えていって、総量が51パーセントを超えた時、社会も〈融和・統合〉へと舵を切ることになるのです。