by Rainbow School
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あなたは気球

あなたの本質は気球なんだよ。内側に、気をいっぱいに溜めた球なのさ。

ここで言う気は、Spirit(霊)のことだけどね。

自分の内側を、一度じっくり覗いてみてごらん。

天に上りたい、どうしても上りたい、

というあなたの切なる願いが見えないかな。

なに、見えない?

ああ、そこじゃない。もっと奥だよ。

目を閉じて、もっともっと深く見つめてごらん。

これは、地上に生まれた全員が、最初から持っているものなんだからね。

携えたまま、あなたも地上に生まれて来たんだからね。

この気は、天に充満する気と、実はまったく同じものなのさ。

だから、あなたはいつだって天とつながっているし、

望めば天に上れる(ascend)のだよ。

 

知らなかったのかい?

今まで考えたことも無かったのかい?

 

だとしたら‥‥

じゃあなんで自分は上れないのか、と今のあなたは言うだろう。

なぜ叡智にたどり着けないのか、と今のあなたは言うだろう。

いい質問だ。

今度は外を見てごらん。自分の外側だ。

あなたが乗っている気球のゴンドラの、足下を見て。

たくさんの砂袋が括り付けられてるのが見えないかい?

これじゃあ上れるわけがないじゃないか。

いいかい。

これはみーんな、あなたが自分で括り付けたものなんだよ。

 

え、そんな覚えはないって?

じゃあ、試しに第一の砂袋を開けてみようか。

おや、中身は砂じゃなかったね。お金だ! お金がいっぱい詰まっている。

うん、お金は魅力的だものね。お金がないと暮らせないしねぇ。

でも本当にそうだろうか。そう思って生きている動物は人間だけだよ。

第二の袋はどうだい?

名刺の束かぁ。ずいぶんと肩書きを集めたもんだねぇ。

こんなに大勢の人が、肩書きが自分を証明するものだって思っているんだね。

三つめはどうだい?

トロフィーに賞状か。誇らしいねぇ、さぞかし名誉なことだっただろうね。

四つめは?

わぁ凄い。よくもまあこんなに買ったもんだ。服と宝石と化粧品の山。

五つめは何かな?

写真かい? ああ、写っている人たちが忘れられないんだね。

おや、ペットの写真もある。なんたってかわいいものね。

六つめは?

うわぁ、なんだい、この薬の量は。

それにお守りだのお札だのがいっぱいじゃないか。不安なのかい?

七つめは?

うっ、こりゃ重い。なんだろう? ああ、教科書に答案用紙。

ふ〜ん、ずいぶん時間を使って来たんだね。大変だったねぇ。

で、役に立っているの?

八つめは?

今までとは‥‥これはちと毛色が違うね。

袋に「ねばならない」って書いてあるよ。この中身はなんだろうね。

九つめは?

こっちには「ヘイト」って書いてある。「ヘイト」ってなんのこと?

その隣の袋は?

あ、もう、切りがないからやめよう。

中には20個も30個もぶら下げている人がいるよ。

 

自分を縛り付けることが、よほど好きなんだねぇ。

あ、そうか。自分を縛り付けているなんてちっとも思っていないわけか。

 

でもね。そのままじゃあ、いつまで経っても天には上れないんだよ。

しごく簡単な理屈さ。

でもその重石を、一つずつ切り離して行くと、

自分には浮力が備わっているってことが、だんだんと分かって来る。

「そうなんだ、自分も上れるんだ」ってことに気づく。

そして、切り離す数がどんどん増えていくと、

ついには浮力の方が勝って、あなたは地上を離れてフワッと浮くのさ。

Ascend し始めるのさ。

その瞬間から、グングン天に向かって上り始めるのだよ。

なぜって、あなたは気球なのだから。もともとが気球なのだから。

 

これって、凄いことだと思わないかい?

あなたが、あれほどまでに希求して来たことが、

実は自分が気球だったと、気づくことだったんだからね。

ただそれだけでよかったんだからね。

 

だから、天に上るには、なんの努力も必要としないんだよ。

いいかい、もう一度言うよ。

あなたが、天に上るには、なんの努力も必要としない。

ただただ、自分の本質に「気づく」だけでいい。

そうすればフワリと浮くんだ。

 

でも‥‥

でも、重石の袋を捨てるには、大変な努力、いや決心が必要になる。

多くの人にとって、「捨てる」ことは恐怖だから。

 

これは最大級のパラドックスだ。

これこそが、今まであまり説かれることがなかった神秘。

なんら努力を必要としないことの実現のためには、

めちゃくちゃ努力が必要なんだよ。

特に、袋をより多く集めることが大人になることだと、よりよい人生だと、

固く信じ続けて来た人にはね。

 

さて、これを聞いて、勘のいい人は、

あれ、前にも同じようなことを聞いたぞと、ピン!と来たのではないかな?

そう。「あなたは、最終的に旅は必要なかったんだということを知るために、

自分探しの旅に出る」と前に言ったことがある。

あれとおんなじ。

あの言葉の答えが、「あなたは気球」ということなのさ。

解ったかな?

 

「捨てる」と言っても、

文字どおり「ゴミ箱に放り込め!」と言っているわけじゃないよ。

それへの執着を捨てるという意味だ。観念を手離せという意味だ。

あなた方が、物質界に生きているということはよ〜く解っている。

だから、物質界で生きるためのツールを捨てろ、とまでは言っていない。

でもそれはただのツールなんだ。ボードゲームの駒のようなものなんだよ。

駒を使って、人生を生きて、体験を充分味わって、でも一切執着しない。

どう? それだったら、出来るのじゃないかな?

 

あらゆる「執着」というものは、みな「怖れ」から生じているのだよ。

何かを失うということの「怖れ」が、「執着」に転化しているんだ。

その裏には、「必要」という根強い観念があるのだけれどね。

たとえばお金だ。お金を失いたくないと思うから強く執着するのだよ。

たとえば防衛意識。攻撃されたら大変と思うから、防衛を声高に叫ぶんだよ。

自分が「執着」するものをリストにして、よく見つめてごらん。

裏には必ず「怖れ」があることを発見できるから。

だから、「怖れ」が無くなれば、「執着」も消える。

 

それにね、

あなた方は、まもなく何もかもガラポンしなくてはならなくなるのだよ。

今までの考え方やシステムが、一度ぜーんぶひっくり返るのさ。

あ、でもこれを予言とは捉えないでくださいね。

わたしは予言はしない。ただ宇宙の法則を言ったまでだから。

自分が為したことは自分に返る。

振り子が右に大きく振れれば、振れた分だけ今度は左に返るのだよ。

 

というわけで、どのみち今の世界への「執着」などは無意味になる。

来たるべきガラポンする世界は、

既存システムに「執着」し続けようとする人にとっては大恐怖だけれど、

「執着」のない人にとっては、明るい希望なのだよ。

あなた方は、そのどっちの道を行くか、これから選ぶことになるのだよ。

 

アセンションというのは、見方を変えれば、

「怖れ」がいっさい無くなった状態だとも言える。

しかし、ここでもまたパラドックスだ。

アセンションすれば、いっさいの「怖れ」が消える。

でも、アセンションに至るには、「怖れ」を手離さなくてはならない。

まるで卵が先か、鶏が先か、みたいな話だよね。

さあ、どうする?

 

そこで、あなたに朗報だ。

ちょっと前から、強い光のエネルギーが、地球全体に降り注いでいるんだよ。

それは人類への、大いなる者からのプレゼントなんだ。

だから、この光のエネルギーを、推進力に利用させて貰えばいいんだよ。

素直になって、心を開いて、あなたの帆をいっぱいに広げて、

宇宙の流れに、すべてをゆだねてみて。

そうすれば、グングン前に進むから。

そうやって、前に進むことだけを考えていれば、

いつの間にか、

重石が一つずつ振り落とされていることに気づくことになるから。

 

考えてごらん。

宇宙のすべてを司るのは、ただ一者なんだよ。

その一者が、なにゆえに自らに予言をするというのだろうか?

その一者が、なにゆえに怖れる必要があるというのだろうか?

すべてを支配する者なのに。


だから、なんの心配もいらないんだよ。

あるがままに、ただ「今ここ」を生きればいいんだ。

どうか自分を信じて。あなたは気球なんだから。