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崩壊へ向かう世界、その中にある希望

地球の大変革が加速しています。敏感な方なら、その顕れをいま肌でひしひしとお感じになっておられることでしょう。

 

大きな潮流は三つあります。一つは、気象災害が激甚化している一方で、今なお地球環境の破壊行為が止まないという点。二つめは、お金の仕組みを含むこれまでの政治・経済システムが機能不全に陥る中で、新たな民衆運動が勃興して来ているという点。三つめは、AIやロボットや遺伝子操作等の、次世代テクノロジーの著しい発達です。

 

これらは表層的に見れば、それぞれバラバラな変化として見えるでしょうが、その根底にあるものはみな共通しています。それは、古い考え方、古いシステム、古い秩序から、新しい考え方、新しいシステム、新しい秩序への大転換が進行中ということを意味しているのです。そして、これまでにも何度か語って来たように、新しい家を建てるためには、古い家は破壊されなければならないのです。

 

これから進行することになるであろう世界の大混乱は、この移行期に伴う必然的な事象です。古くから、このことは陣痛にたとえられて来ました。それは地球という惑星に課せられた、次への産みの苦しみだということです。あなた方は、このことをよく認識して、これからご自分の目の前に起こることにもきちんと対処して行って欲しいのです。

 

それはこういうこと。来たる陣痛の苦しみに怯えながら毎日を過ごすか、それとも、赤ちゃん誕生の喜びを予感して今を耐え抜くかです。

 

毎日毎日、飽きもせずに、地震や台風や犯罪事件発生の警告ばかりしておられる霊能者の方がおられます。その方の霊能力を疑うわけではありませんし、きっと親切心でやっておられるのだと思います。でも、そんなことをしていったい何になるのでしょうか? そうした警告を事前に知って行動すれば、被害が未然に防げるということなのでしょうか?

 

たぶんそうなのでしょう。けれども、〈未然に防げるもの〉とは、何を意味しているのでしょう。生命や財産のことではありませんか? それがそんなに大切なのですか? 実に、ここが肝心なところです。あなた方は、全員が、いずれはこの世でいうところの「死」を迎えます。どの道、生命も財産もぜーーーんぶ失われることになるのですよ。そんなものに執着心を抱いて、一体どうするのですか?

 

そんな対処法は、単に「衝撃」の先延ばしに過ぎない。それよりも、「衝撃」を事前に手放して、来たる日が、もう「衝撃」とは思わない気持ちになって、今日という一日を楽しく過ごした方がずっといいとは思いませんか? 地震は起きるときには起きます。台風は来るときには来ます。事件は起こるときには起きます。そんなものは当たり前。ない方がおかしいです。

 

自分だけは助かりたい。そんな卑しい気持ちを刺激されて興奮しているようでは、先行きは暗いですぞ。よいですか、地球環境が今のようになったのはどうしてですか? 森林を伐採し、資源を掘り尽くし、川や海を汚染し、放射能を撒き散らし、毒入りの野菜を食べる日常を日常にしてしまったのは、あなたたちなんですよ。あなたたちが、総意としてそういう社会を創ったのです。

 

なぜ、そこに気づかないの? どの世界に、自分が依存している環境を、自分の手で破壊する生物がいますか? でもそれを、あなた方はやって来たし、今もまだやっている。ああ、なんという愚かさでしょう。昨今の気象の極端化現象は、人々の心の極端化現象をそのまま映し出したものです。これは天が下す罰ではありません。宇宙には罪も罰もありません。作用と反作用があるだけ。

 

それらはみんな、あなたたちが望んだこと。あなたたちの心が、そのような世界の実現を追い求めたのです。このメカニズムに気づきなさい。災害で突然死することの恐怖を云々する前に、人類は共同して、緩慢な「自殺」に向かっているということを知るべきです。いや、緩慢どころではない。今や急展開で向かっているのですよ。

 

あなたたちが今なすべきことは、霊能者の予言に従って、危険から自分の身を回避することではありません。これは、人類みんなの問題なのです。人間が誰も住めない地球になろうとしているのに、自分だけは生き残ろうとしたってそうはいかない。あなたたちが今なすべきことは、今できることからライフスタイルを改めることです。そして、地球を破壊することに熱心な、愚かな政治指導者たちに対しては、敢然と反旗をひるがえすことです。

 

古い考え方、古いシステム、古い秩序に固執する人たちは、これを維持しようとして、今やなりふり構わぬ策に出ています。しかし、いくら延命策を講じようとも、もはや継続の限界値を超えており、今の社会システムは近い将来に必ず破綻、崩壊します。一方で、新しい考え方、新しいシステム、新しい秩序を模索する人々は、既存の仕組みを破壊します。つまり、どっちの道を選ぼうとも、今の世界秩序は崩壊します。

 

そこに希望を見出してください。

 

えっ、分からない?

たったいま言ったばかりじゃありませんか。

赤ちゃん誕生の喜びを予感して、今を耐え抜くのですよ。

 

強いイメージを思い描きなさい。

住むところや、お金の心配がまったくなく、世界中の人々が、自分の才能を発揮し、これを持ち寄って互いに分かち合える世界を。助け合える世界を。喜びと喜びが交換できる世界を。一切の武器がなくなった世界を。子どもたちがみな笑顔で、のびのびと自由に遊んでいる世界を。

 

みんなが思い描けば、そのような世界が出来ます。うそじゃない。思いが行動となり、行動の結果が世界を創るのです。人類は今まで、それとは真逆の世界を思い描いて来たからこそ、そのような世界が実現化しているのですよ。この単純な理屈に気がつきなさい。深い眠りから、眠り続けて来た長い歴史から、いよいよ目覚める時が来ました。このチャンスを、是非ともものにしてください。

 

あなた方に染み付いた洗脳は、あまりにも深く、また何重にも積み重ねられているので、完全に目覚めるまでには、何度も何度も高いハードルを乗り越えなければならないかも知れません。でも、人類全体を覆い尽くしている「洗脳」が、どのような構造によって出来上がっているかをここで知れば、脱出への糸口が掴めるかも知れません。

 

人類全体を覆うこの巨大な洗脳システムは、次の三つの要素の連鎖から成り立っています。

 

/祐屬持つエゴ

▲┘瓦魎霹廚箸靴社会構造

その社会に適合しなくてはならないという思い込み

 

先ずは、人間が普遍的に持っているエゴです。エゴというのは、もともとは魂が一者から分かれて、個別化した際に、必然的に発生したものです。

 

それは、自分以外の「他者を認める」という視点を提供すると共に、乗り越えて行くべき修養のツールとして機能しているのです。

 

ところが地上では、エゴの行使がむしろ礼賛される傾向があり、近年その傾向が一段と強まっているのです。

 

富を得ること、名声を得ること、地位を守ること、他者を支配すること、人を騙すこと、他者から収奪すること、が実に大っぴらに行われ、こうした能力に長けた人たちが、社会の中枢でリーダーの役割を果たすようになっているのです。これは地上世界ならではの逆転現象です。かつて言われた「人徳」などという言葉はもはや死語同然で、剥き出しのエゴをぶつけ合う世の中になってしまったのです。

 

このような価値観を有するリーダーたちが、今の社会の中枢を担っているのですから、当然ながら、社会構造の基盤は、こうした価値観をベースに形成されて行きます。お金の問題も、教育も、医療も、外交も、法律も、エネルギー問題も、環境問題も、マスコミも、何もかもがエゴを満たすための仕組みとして考案され、特定の人のみが利益を得るように計画されているのです。

 

さて、こうした社会構造は、ごく一部の人のみが得をする仕組みになっているのですが、既得権益を持つ人たちは、この構造を維持し続けるために、ここに競争原理を導入し、この構造を大衆に認めさせます。それによって、構造そのものの是非までは問われないようにしているのです。たとえて言えば、高校野球の甲子園大会のようなもの。毎年恒例でそれが当たり前の感覚になっているのです。

 

しかし、むろん大衆の多くは、この支配構造の上部に行くことは出来ません。けれども、競争原理のおかげで、自己責任論を押し付けることが出来るのです。あなたが貧乏なのは、あなたがよい会社に入れないのは、あなたがいい地位につけないのは、あなたが結婚できないのは、みんなみんなあなた自身のせい。あなたの努力が足りないせいなのさ。

 

かくして、今の社会構造にちゃんと適合して生きねばならない、そしてその階段を上らなければならない、という「思い込み」が、体の芯にまで沁み通ることになるのです。そして、そのための必死の努力が、その人の内なるエゴを強化し、それによって社会構造はますますエゴに傾き、社会に適合しなければならないという思い込みが、さらなるエゴを育てるという悪循環となって、この輪がグルグル廻るのです。

 

今の社会の「生きにくさ」というものの正体は、まさにこの循環の中にあるのです。心を和ませる小さなコミュニティというものが次々と失われ、人類の大半が巨大システムに組み込まれて生活をするようになりました。誰も彼もがTwitterで呟き、いいねボタンを押し、amazonで買い物をし、チェーン店で食事を済ませ、テーブルに並んだお皿の写真を撮ってInstagramに投稿する。

 

それはまるで、先へ行こうとして、ただ車輪を回し続けるハツカネズミのようなものなのに、誰もそんなことは気にしていない。この循環の輪にいちど嵌ってしまったら、もう容易には脱け出せないのです。なぜなら、この輪からこぼれることは、その人に大変な恐怖心をもたらすから。エゴを捨て去ることも恐怖だし、社会構造が崩壊することも恐怖。自分の思い込み(信念)が引っくり返ることはさらにさらに大恐怖です。

 

この「洗脳」システムのループは極めて強力で、誰も、よもや自分が「洗脳」されているとは気がつかない。子どものためを思う親も、学校の教師もみな「洗脳」されているのであり、それを管轄している役所の人間も、政治家も、経済人も、学者も、マスコミ人もみんなみんな「洗脳」されていて、この「洗脳」が、グルグルと果てしなく回転するのです。

 

右だ、左だ、と言ったところで、このシステムの中でウロチョロしているだけであって、右が左を攻撃し、左が右を攻撃するのは、その約束事に習って条件反射しているだけの話。所詮は、籠の中でグルグル車輪を回すハツカネズミなのです。でも、「この社会は、それ自体がどうもおかしい」との直観を持つごく少数の人にとっては、この世界は、もの凄く生きにくい世の中に映ることになるのです。

 

そして、そのような人たちの大多数は、今までは、社会の同調圧力に負けてしまっていました。なぜなら、そこに疑問を呈することは、即、社会からの落ちこぼれを意味しましたし、独りぼっちになることでしたし、そもそもそれ以外の「生き方」を考えたこともないし、教えて貰ったこともなかったからです。

 

ですから、その輪からドロップアウトすることは、もの凄い勇気を必要とする。みんなそれが怖くて、「本当は、もっと違う世界があるのかも?」「本当の幸福というのは、違うところにあるんじゃないだろうか」とふと思っても、急いでその思いを打ち消して、またハツカネズミの生活に戻って行くのです。たとえ確信めいたものが浮かんだところで、家族がそれを否定することは目に見えていますし‥‥。

 

でも、あなた方に言っておきます。このループの一端は、すでに崩壊に向かって進んでいるのですよ。既存の社会構造の崩壊が加速度的に進んでいる。その顕れを、あなたも既にお感じになっている筈です。ですから、この輪のネガティブな連鎖はやがて切れてしまいます。

 

さてその時です。ただ仕組みをぶっ壊すだけでは足りない。人類の課題としては、自分の「思い込み(信念)」の誤りに気づいて、同時にエゴを手放すことが出来るかどうかです。

 

この点で、いま「地球人」となっている魂が選択する道は、大きく二手に分かれます。それでもなお、エゴを貫き通そうとする道を行くのか、それともエゴを手放す道に入るのか。

 

よいですか。「救い」というのは、命が助かることでも、財産が保全されることでもないのですよ。悩みが解消されることでも、どん底から引き上げられることでもない。結果、そうなることがあったとしてもね。「救い」というのは、「目覚める」ことなのですよ。何に? 自分は「最初から救われていたのだ」ということに。この世は、自分が現実だと思っていたこの世界が、実は「幻に過ぎないのだ」ということに。

 

この世は幻。

 

あなたも、この真理の言葉に、一度は触れたことがあるでしょう? 古代より、変わらず言われ続けて来たことです。でも、そう言われても何のことやらさっぱりワケが解らないでしょうし、たぶん実感も湧かないことでしょう。無理もない。もしそれが解れば、しかも頭で解るのではなく、全身で、かつ魂のレベルで解るのであれば、その人は既にアセンションしているということですから。

 

しかし、いま改めて「この世は幻」と聴いた時、あなたはこう思うかも知れません。「もし、この世が幻と言うのなら、そんな世界を生きることに、いったい何の意味があるのか」と‥‥。解りますよ。でも違うのです。

 

「幻の世界を、どう生きるか」が問われているのです。

 

あなた方が、この世でいうところの「死」を迎えた時、かつてあなたであった身体は、間もなく分解を始めます。あなたには、もうこの世で生きる乗り物はありません。あなたが生きた証しだと思って来た数々の残留物との接触も、その瞬間から断たれます。でも、本当のあなたは、その後も生き続けるのです。本当のあなた、それは多層階で構成された「意識」です。

 

本当のあなたであるところのこの意識体は、そうやって、あの世とこの世を行き来しているのです。意識体だけが連続するのであり、生まれ変わりを体験する度に、そこでの成長度合いが魂に刻み込まれるのです。さあ、もうお解りでしょう。「幻の世界を、どう生きるか」が問われている、ということの意味が。幻想の世界というのは、あなたに向けられた、中間テストや卒業テストのようなものです。

 

そのテストを前にして、あなたはまだエゴの誘惑に負けてしまうのですか。今度ばかりは、地球人にとってラストチャンスなのですよ。エゴをますます太らせて行こうとする人々を、反面教師としなさい。そして憐れんであげなさい。かつてイエスも言いました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは何をしているのか、自分でも分からないのです。」と。

 

あなた方は、エゴの扇動者に、もうこれ以上、巻き込まれるのを止めるべきです。今度こそ、この不毛の輪の連続から自由になるのです。勇気を持ちなさい。この輪からドロップアウトしても、宇宙が失われるわけではありません。地球が無くなるわけではありません。

 

あなた方がいま「正しい」と思っている社会通念も、みーんな人間が拵えたもの。その時々の為政者が、社会の支配者が、自分たちに都合のよいように。そんなものは、時が変われば一変してしまう、所詮は泡沫(うたかた)に過ぎないのです。それなのに、これからも泡沫の奴隷であり続けるのですか?

 

そこに気づきなさい。あなたは自由だし、霊魂は深いところで、宇宙の真理を知っています。あなたが真理に沿った生き方をすれば、魂は喜び、真理に逆らった生き方をすれば、魂は引き裂かれ、苦悩に沈みます。

 

すべては一つ。そこに希望を見出しなさい。

あなたの中に未だ燻り続けるエゴを、ジャンピングボードに活用するのです。

そして、大きく羽ばたくのです。

あなたには、それが出来る。