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あからさまな情報操作
1月6日、テレビを観ていたらピコン!と音がして、ニュース速報のテロップが流れました。内容は〈北朝鮮を震源とする異常な地震波を観測。菅官房長官が「北朝鮮が水爆実験を行った模様」と語った〉というものでした。でも、まだ正式な確認もできてない情報を、地震波観測という時点でどうして速報として流したのでしょうか?

では福島第一原発事故の時にはどうだったのでしょう? あの時は民主党政権でしたが、水蒸気爆発が起きても、速報はおろか定時のニュースにも取り上げられませんでした。2日後には炉心が溶融し具体的な放射能危機が迫っていたというのに。それでも政府は「直ちに影響はない」と言い続けていたではありませんか?

いったいどっちの方が、国民にとって差し迫った危機だと言うのでしょう? 日本国内で、今この瞬間に起きている原子力災害よりも、他国で起きた(かも知れない)核実験の方が、重大な危機だと捉える、その神経が分かりません。

今年の11月には、アメリカで次期大統領を決める選挙があります。この報道を観ると、私はいつも、まるで高校野球のようだと思うのです。最初は出身校を応援する。それが敗れると、今度は(以前には敵だったはずの)地区の代表を応援する。それも敗れると、最後は県の代表を応援する。

今は予備選挙の段階で、民主党も共和党も、各候補が自陣営の他の候補者を口汚く罵り合っています。ヒラリー氏などは目ん玉をひんむいて、バーニー・サンダース氏を攻撃している。こういうのを見ると、日本人とは随分メンタリティが違うんだなぁと思わされます。攻撃的で、熱狂的で。

それはそうと、世界には196もの国があるというのに、なぜアメリカの大統領選挙だけは、予備選挙の段階から熱心に報道するのでしょうか? 日本国民に、アメリカ人のお祭り騒ぎを見せる必要があるのでしょうか?

中国や韓国やロシアなどは、選挙結果をちょこっと報告する程度の扱いなのに。そしてそれ以外の国となったら、もうほとんど無視。

アメリカの大統領が、共和党出身者になろうが民主党出身者になろうが、アメリカの政治というものは何も変わらない。「CHANGE」と高らかに宣言したオバマ大統領も、アフガンには増派をしたし、中東では罪もない一般人をドローンの爆撃によって殺戮し、ブッシュの戦争を引き継いだだけ。

日本のメディアが、アメリカ大統領選挙だけは、予備選挙の段階から熱心に見せることの目的は、ただ一つ。日本人を、アメリカ以外の国への関心に、向かわせないための、これはマインドコントロールだとしか思えません。

マスコミ報道をチェックしてみてください。中国や、韓国で何か事があった際には、次に、必ずホワイトハウスの報道官のコメントというものが流されています。日本政府の見解よりも先にです。

そういう中国や韓国の動きに対し、宗主国たるアメリカはどう考えているか、ということを印象づけて、あからさまに世論を誘導しようとしているのです。

特に人権問題に関しては過敏で、中国のウィークポイントを突き、いかにもアメリカが正義の国であるかのように印象づけようとしていますが、世界一の人権無視の国は、アメリカ合衆国です。中南米で、アジアで、中東で、そして自国内で、いかに弾圧と人殺しを重ね、かつそれを正当化してきたことか。

私はなにもアメリカ嫌いになれと言っているわけではないのです。アメリカ国民だって、国を操っている者の犠牲者なのです。国際政治の舞台では、そういう謀略が絶えず裏で行われているということです。お人好しの日本人よ、そこに早く気づけと言いたいのです。

国際社会は、昨年より激動の時代を迎えています。今後は、これまでの常識がひっくり返るような大きな変革が次々に起こります。その変革を、少しでもよき社会の実現に向けていくためには、一人ひとりのマインドが覚醒していくことが大事なのです。マスコミにも、誰にも、操作されない自分をどうか見出して行ってください。