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支払いはすべて価値の交換と心得るべし
昨年秋、すったもんだの末やっと山の家のトイレ工事を終えました。一般に水廻りはお金が掛かるといいますが、本当に腰が抜けるくらいのお金が掛かりました。特に、配管工事をしてくれた設備屋さんからの請求が、予想金額の3倍以上で、請求書を見た途端に「ウッ」となりました。

「なんだ、見積りをとらなかったのか?」と言われそうですね。そう、取らなかったのです。最初に頼んだ設備屋さんが逃げてしまい、急遽、無理を言ってお頼みしたので、そういう話はできなかったのです。

その逃げた設備屋さんが言い残していた概算見積りを念頭に置いていたので、3倍以上の数字を見てたまげてしまいました。この瞬間に、「払いたくない」という気持ちが、自分の中にパッと浮かんだんですね。「惜しい」という気持ちが、一瞬生じてしまった。

後から頼んだ設備屋さんは、とてもよくやってくれたんです。考えてみれば、その金額は妥当なんですね。自分が相手の立場だったら、やっぱりそれくらい請求したかもしれません。

ところがビジネスの場から去って久しいし、自分の生活レベルがうんと下がって、金銭感覚が世間一般の10分の1位になってしまったので、その妥当な請求額が、もの凄く高く感じてしまったのです。

その時に、「支払いはすべて価値の交換と心得るべし」という声が聞こえて来たんです。ああそうだった、それを忘れていた。「お金」の魔物に引っ掛かるところだった。
「お金」というのは、価値の仲介をする道具に過ぎない。設備屋さんが一週間も通ってしてくれたことの、お返しをもし自分がするとしたらどういうことができるか? 何にもできそうもないから、その代わりにどこでも使える「お金」を渡すことにするんですよね。

それで翌日すぐに振り込んで、その一件は終わりにしました。税金にしろ、健康保険料にしろ、電気代にしろ、請求が来た時には、一瞬「いやだな、払いたくないな」と思うこともあるでしょうけれど、どうせ支払うものはとっとと払った方がいい。その方が引き摺らないし、追い詰められなくて済むんですよね。